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お知らせ


令和最初の災害防止協議会~後半~

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小休憩をはさみ、災害防止協議会の後半です。

 

③ビデオ学習。高所作業車の使用の注意点より

高所作業車の使用時の危険性についてのビデオ鑑賞を行いました。会社の都合上、このページでビデオを流すことはできません。ですので、このビデオを見た私の個人的な感想(一部抜粋)を記載させて頂くことでご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

高所作業車に関する事故で最も多いのは「はさまれ・巻き込まれ事故」で約半数を占めています。「高所作業車を据え付けた際に、車両が後退し後ろに止めてあった車との間に挟まれる。」「操作中に進行方向への意識がおろそかになりバケット部と柱や梁など骨組との間に挟まれる。」が事例として挙げられていました。いずれの事故も共通しているのは作業手順を無視したために起こった事故でした。

車との挟まれ事故であれば、

・坂道上り駐車の状態で据え付けた。

・地切り・格納の順番が逆になった。(地切り:前輪→後輪、格納:後輪→前輪の順に行うのが正しいやり方)

また、バケット部と骨組みの挟まれ事故であれば

・バケット部を上げた状態で走行していた。

・下にいるの作業員と話をしながら操作してしまった(ながら作業)

いずれも間違った手順が引き金で事故が起こっていました。従って、これらの事故を未然に防ぐには、

・坂道下り駐車で据え付ける。(ただし、斜度が7°以上の急坂であれば高所作業車そのものを用いない)

・車両を据え付けた際は歯止めを取り付ける。

・地切り・格納の順番を守る。

・場所を移動する際は、必ずバケットを降ろしてから移動する。

・下の作業員と話する等、作業を中断する時には一旦手を止めて対応する。

これら作業手順をしっかり守ることが大事なことであると感じました。

高所作業車は弊社の業務でも一番よく使う車です。それゆえ、慣れにより手順をおろそかにしてしまうことにもなりがちです。私自身も、当時、手順を無視した行動をしてしまった一人です。私自身は勿論のことですが、メンバーにとっても今回のビデオが日々の業務に役立つものになってほしいと思いました。

 

④勝部所長の締めの言葉。

最後は、勝部所長の挨拶で締めくくりました。

「『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』という言葉を大事にしてほしい。災害防止協議会は、様々なヒヤリハットや事故事例に触れる良い機会である。それらから自分自身がしっかり学びこれからの業務に生かすことが災害防止になる。今後も災害防止協議会を繰り返し繰り返し行うことで安全に対する意識を高めていこう。」

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