第5回 CATV基本システム構成のおさらい
総務の神原です。
CATV講座の第5回目です。今回は、これまで紹介したCATV基本システム構成についておさらいします。
俗に言う総集編というやつです。
①受信点設備→「アンテナ」
②ヘッドエンド設備→「放送電波をCATV用に変換し伝送路に送り出す装置群」
③伝送路設備→「サービスエリア内に敷設してあるケーブルや屋外機器」
④宅内設備→「各加入者宅に設置される機器」
上記のようにお伝えしました。そしてこれを図にすると下記の通りです。
共聴設備の基本システム構成イメージ
ケーブルテレビ局(CATV)の基本システム構成
引用元:第2級CATV技術者テキスト 平成29年 6月 第2版(一般社団法人 日本CATV技術協会)
上の図を見ての通り、各設備をつないでいるのは「電線=ケーブル」です。だからケーブルテレビなんですね。宅内設備からテレビもケーブルでつながっています。
(ケーブルについては昨年6月の記事に掲載しています。見たい方はこちらをクリック)
ケーブルにも種類はたくさんあります。用途によって使い分けがなされます。図面も同軸ケーブル、光ケーブルの言葉が出てきますね。弊社の業務でも登場することが多い重要な資材です。これらの内容についてはもう少し先に、他の項目の説明の時に掘り下げていこうと思います。しばらくお時間下さいますようお願い申し上げます。
今日は休憩でよろしくですm(__)m
今回は総集編でしたが、図面を見たうえで、再度記事を読むともう少し理解が深まると思います。皆様もぜひ振り返って記事を見てみてくださいませ。
さて次回からですが、CATVサービスの伝送技術について触れたいと思います。引き続きよろしくお願い致します。
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