令和最初の災害防止協議会~前半~
令和 元 年 8 月 9 日(金)
総務の神原です。
鰻の余韻も冷めやらぬ中ですが・・・この日令和最初の災害防止協議会が開催されました。36回目の災害防止協議会です。今回は雲南営業所の進行で催されました。
①ヒヤリハット・事故事例の検討より(一部抜粋)
「夏場は感電リスクが高くなる。電気そのものは見えない為、作業場所(柱の上)付近に電気設備があるかないかを確認し、そこには近づかないようにすること。また、どれが電気設備か分からない人もいる。設備について知っている人はしっかり伝えていく。」
「他社さんのお話を聞くと、一番多い事例は車両に関するものである。これは中々減らない。安全運転に対する感度を高めていく他ない。交通ルール遵守の徹底、法定速度を守る、余裕を持った行動等、意識を高めていく」とし、災害を未然に防ぐ個人意識のレベルをもっともっと上げていく必要があると話をしました。
②フリートークより
フリートークでは、3月に入社した高橋さんより「夜間作業」と「冬場の高所作業車の運転」においてどんなことに気を付ければ良いのか?先輩方からアドバイスを聞くというものでした。
〇夜間作業における注意点
・予備の照明を用意する。弊社で使用するバーライトの点灯時間はおよそ4時間。これらはバッテリーがなくなると瞬断する。
・ライトの光は直視しない。
・他社ケーブルの存在の意識を強く持つ。(暗くて見えづらい)
・作業箇所の事前確認を実施する。同じ場所でも昼と夜では見え方が全然違う。作業箇所の写真を撮っておき確認できるようにする。
・騒音に対する意識を強くする。無闇に音を出さないこと。夏場は特に気を付ける。
・夜間で使用する機械を充電具合を「自ら」が確認する。時間の都合もあり電気切れになると夜間は対応のしようがなくなる。
・車両のバッテリー上がりに注意する。車内のルームライトやエアコン、ハザードなど点けっぱなしにしがちだがこれらはバッテリー上がりにつながる。
〇冬場の高所作業車の運転
・麻袋を持参する。→以前、アイスバーンで坂道走行することがあったが、前に進まず後退するばかりだった。やっとの思いで止まったが、どうすることもできず相談した時、麻袋を敷くようアドバイスを受けた。麻袋を敷いて、運転すると何とか前に進んだ。
・チェーンを持参する。
・FR車であることを意識する。一般車両ならFF車又は4WDであることが多いが、高所作業車は総じてFR車。一般車両とは全く異なる性質をもっているものとして運転する。
・積雪時の運転以上に、凍結時の運転に気を付ける。積雪と違い凍結は気が付きにくい。特に朝方の路面や橋の上に多い。また普通通りに走行していてもひとたび山陰(やまかげ)に入ると途端に凍結していたりする。
・作業車両の運転は下りの危険性が高い。下りの走行ではエンジンブレーキを使用する。冬場では通常のポンピングブレーキは作用しづらい。
・作業している側に立った時、車がどういう風な動きをするのかよみづらい。周囲の車両の動きに気を配る。
・万が一、滑ってしまった時、サイドブレーキは引いてはいけない。(タイヤがロックする)
・雪道=滑るものと考える。特に高所作業車は滑りやすい。低速で走行する。
以上、先輩方から貴重な意見を頂くことができました。アドバイスをしっかり実践し、事故を未然に防ぐよう取り組んでまいります。
もう少しあるのですが、長くなってしまったので続きはまた次回にします。